理工系の地位向上の会 会則 本会則は、科学技術の発展を促進するというミッションのために、多くの人々の力を結集し、理工系の地位を向上させるための独創的な会則を制定するものである。 (定義) 1条 (1) 理系とは、大学の理科系学部、理科系専門学校、工業高校等の出身者、または、科学技術に関係する活動を現在または過去においてしていた者を言う。 (2) 製造業・技術系企業等の理系企業、理工学部・医歯薬農学部等の理系学部、特許庁・国立研究所等の理系官庁、科学技術関係の非営利組織などは、理系団体として、理系とみなす。 (3) 本会の名称の「理工系」とは、理系を意味するものとする。 (4) 本会の名称の「地位向上」とは、立場、環境、待遇等を総合的に(金銭面だけではなく、社会的環境、自由な活動など非金銭面も含めて)向上することをいう。 (目的) 2条 (1) 本会は、科学技術の発展を促進することにより、日本及び世界に貢献することを目的とする (2) 前項の目的を達成するため、日本の科学技術立国、知的財産立国を促進させる。 (3) 前2項の目的を達成するため、理系の地位の向上を促進させる。 (4) 前項の理系の地位の向上の促進は、文系など理系以外の者を排除するものであってはならない。 (手段) 3条 (1) 前条の目的を達成するための手段として、理系の連帯を採用する。 (2) 理系の連帯とは、理系の個人・団体とは、たとえ考え方が違っても、原則として協力していくことをいう。 (会員の多様性の尊重) 4条 (1) 第2条の目的を達成するための具体的な手段については、会員の多様な考え方を尊重する。 (2) 会員はそれぞれ異なった考え方を持ちつつも、お互いに協力して、第2条の目的の実現に努めるものとする。 (会の統一方針の否定) 5条 (1) 会則に定めるものを除き、本会の統一方針は定めない。会員は、各自が自由に第2条の目的を達成する活動を行なうことを尊重される。 (2) 本会としての多数決による決定は、これを行なわない。本会の代表者は、これを定めない。 (会員の不活動の尊重) 6条 (1) すべての会員は、不活動となる権利を尊重される。 (2)不活動となった会員も、科学技術の振興や理系の地位向上に賛意を表明するなど、可能な範囲での若干の貢献をするよう努めるものとする。ただし、具体的な活動を行なう義務を負わない。 (ウェッブサイト) 7条 (1) すべての会員は、本会のウェッブサイトを作ることができる。ただし、すでに存在する本会のウェッブサイトと明確に区別できる名前を付けるものとする。 (2) 本会のウェッブサイトを管理している会員は、本会則をウェッブサイト上に掲示するものとする。 (入会及び退会) 8条 (1) 入会及び退会は自由とする。 (2) 理系の地位向上を真剣に目指す個人または団体は、文系など理系以外の者であっても、本会に参加することができる。 (3) 入会および退会は、本会のウェッブサイトを管理している会員に通知することにより行なう。